東山紀之と言えば「喰いタン」ばかりではなく、少年隊の東山紀之が主演するテレビ朝日系スペシャルドラマ「必殺仕事人2007」(放送日未定)が放送されることがテレビ朝日から発表された。他にキャストの「仕事人」に抜擢されたのは経師屋(きょうじや)役にTOKIOの松岡昌宏(30)、からくり仕掛け人役に関ジャニ∞の大倉忠義(21)などのイケメン揃い。
東山紀之が凄腕の殺し屋を描いた人気時代劇シリーズ「必殺仕事人」が15年ぶりに待望の復活。必殺仕事人はドラマシリーズとスペシャルドラマあわせて49作品、劇場版映画でも9作を誇る大人気シリーズだ。ドラマシリーズとしては第31弾「必殺仕事人」と言うことになる。ドラマ第30作目は平成3年10月〜4年3月に放送された。
すでに撮影は2月3日に松竹京都映画撮影所で始まっている。南町奉行所同心、渡辺小五郎を演じる東山紀之は
「子供心に悪いことをしたら必ずバチが当たるということを、この番組で知りました」
と子供の頃、必殺仕事人から影響を受けたことを語った。
「『必殺』は人間が持っている二面性がものすごく出ている気がするので自分の軽い面と重い面、陰と陽が表現できればインパクトを与えられると思います」
と、役者魂にも火がつき、気合十分だ。
必殺仕事人といえば東山紀之の前代となる、15年前の本家仕事人、「藤田まこと」も中村主水役で登場するから見ものだ。藤田まこととの共演に対し東山紀之は
「藤田さんと『必殺』でご一緒できるのは幸せです」と喜びを露にしている。
藤田まことは過去15シリーズに仕事人、中村主水役で登場しているが、「まさか同じ役をこの年になってできるとは思いませんでした。願わくばシリーズものでやりたいですね」と感慨深げに語る。
共演するTOKIOの松岡昌宏は「数々の先輩方が演じた作品を汚さないよう、かつ自分らしく演じたい」と緊張気味なコメント。関ジャニ∞の大倉忠義も「先輩方と共演するのは緊張します。将来は中村主水を演じられるよう頑張りたい」と緊張しながらも野心を見せ意気込んでいる。放送時期は未定だが、イケメン仕事人たちの“仕事ぶり”が今から大きな注目を集めそうだ。